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こんにちわ(^-^)
すっかりご無沙汰してました。
今年度は資格試験が盛りだくさんで、なかなかブログのほうに手が回らず…。
さて、今回は前回ご紹介した「北海道アウトドアガイド」の試験に晴れて合格いたしましたので、その内容をご紹介していきます!
目次
北海道アウトドアガイドとは?
日本で唯一の公的なアウトドアガイド資格

今回私が合格した「北海道アウトドアガイド」は、北海道知事が認定する資格で、日本で唯一の公的なアウトドアガイドの資格制度です。
資格制度が作られ、知事が認定するという形がしっかりするまでの背景には、多くの痛ましいアウトドアでの事件や事故があります。
制度ができてから数年たちますが、最近はアドベンチャートラベルやアドベンチャーツーリズムなんて言葉もよく聞くようになりました。
Adventure Travel World Summit 2021が北海道で開催されたこともご存じの方も多いのでは?
そんな背景の中、「北海道アウトドアガイド」の重要性と役割が改めて見直されているところのようです。
詳しくは前回の記事をご覧ください。
こんにちわ(^○^) 結局今シーズンの出撃は1回となってしまいました…。 コロナやら、仕事の関係やらで色々あったので仕方ないですね。来年は最低でも3回くらいは行きたいものです。 さて話は変わって、今回はある …
アウトドアガイドといっても色んな種類があります!
アウトドアと言っても様々な遊びがあるのと同様に、「北海道アウトドアガイド」には色々な種類があります。
・山岳(夏山) ・自然 ・ラフティング
・山岳(冬山) ・カヌー ・トレイルランディング
今回私が合格したのは「山岳(夏山)」。
いわゆる、「登山ガイド」です。
この試験を受けるためには、「北海道アウトドアガイド検定」というものに合格する必要があります。
詳しくは前回の記事をご参照ください。
こんにちわ(^○^) 結局今シーズンの出撃は1回となってしまいました…。 コロナやら、仕事の関係やらで色々あったので仕方ないですね。来年は最低でも3回くらいは行きたいものです。 さて話は変わって、今回はある …
北海道アウトドアガイド資格試験・筆記
筆記試験は意外と…
前回の「北海道アウトドア検定」の時と同様、過去問などはなく、ただひたすらにテキストを読んで覚えるだけ。
特にこれといった勉強方法があるわけもなく、テキストを何度も何度も読みまくりますw
2021年2月に札幌で試験を受け、無事に合格!
前回の「北海道アウトドアガイド検定」に比べると、個人的には簡単でしたw
出題範囲も狭いし、山の知識と常識がわかっていれば正直全く問題なし。
自分の場合、テキストを3回くらい読めば合格できました。
北海道アウトドアガイド資格試験・実技
実技試験はなかなか厳しいものがありそう…
筆記試験に合格すると、実技試験を受けることができます。
試験はまさかの、年に1回のみ!!
場所は、室蘭岳(鷲別岳)で行われました。場所も時期も毎年同じのようです。
試験の内容的は主に下のような感じ。
・ロープワーク
・地図読み、コンパスの使い方
・パッキング
・応急処置
・ガイディングのロールプレイ
・各課題(1人2問)のロールプレイ
※装備はそれぞれが自分で考えて持ってくる事とのこと
事前に渡された、試験の概要はこんな感じでした。
正直言って、情報が少なすぎて合格できる気がしない…。
事前講習会は間違いなく受けておいたほうが良い!
試験概要にはこんな文言が。
「試験の前日に、勉強会やりますよ~。別でお金かかるけど…」
うむ、なかなか良い商売をしてらっしゃる…w
前に試験を受けたことのある知り合いにも「絶対受けておいたほうが良いよ」と言われたので、受けることにしました。
結果的には、「間違いなく受けてよかった!」です。
ある程度の知識(テキストにある内容)は必要ですが、試験に出る内容を教えてくれます。
地図読み、コンパスの使い方、ロープワークなどなど。
ロープワークに関しては、実技試験の近くの公園で実際にやりながら教えてくれます。ただ、ロープに全く触ったことがないとか、基本的なノット(結び目)が全然できないとかは、正直練習についていくことができないので厳しいです。
受験する方の約9割が受けてましたが
- 地図を用意していない
- コンパスを用意していない
- ロープの基本的な扱い方がなっていない
- エイトノットやインクノットができない
などの理由で、軽く怒られている方もチラホラと…。
もしかすると、この「事前講習会」からある程度も見られてたんじゃないかな~と思ってます。
事前講習会のために、事前に勉強しておくのが良さそうw
実技試験本番~思ってたよりも、厳しい試験でした
朝9:00に集合して、前日にグループ分けされた班で試験開始。
受験人数は15名、5名が3グループ。
まずはスキー場ロッジの中で4つの課題をこなします。時間制限があるので厳しい課題もありました。
・地図読み(コンパス必須)→時間がなくてかなりきつい
・応急処置→足首の捻挫
・パッキング→用意されたものを、パッキングしていく
・ロープワーク→事前講習会でやったもののどれかが出る、時間がなくて焦ると地獄
続いて、各グループに試験官がついてガイディングのロールプレイ。ガイドとお客さん役になりきって歩きながらガイドをします。
ガイドの途中で試験官から課題がそれぞれ2つ出されるので、それに対応するためのロールプレイングをしなければなりません。
・低体温症の処置
・川の渡渉
・ホワイトアウト時の対応
・急斜面10mでお客を安全に降ろす
などなど、あくまで一例ですが、ロープの使い方やお客さんへの対応など、事前にしっかり予習しておかないとかなり厳しいです。
虎の巻がめっちゃ役に立ちましたw
実は、3年前くらいに同じ試験を受けた人が近くにいたので、色々と事前に教わることができた私w
ロープワークに関しても、今年度に始めたツリーイングという木登りでしっかり勉強することができました。
→ツリーイングに関してはまた後日記事にしたいと思ってます
こちらがその方が作成した虎の巻!
めっちゃ助かりました、ありがとうございます!!(笑)
→実は試験を受けて僕が作成した虎の巻があります。金額は要相談ですが、欲しい方は「お問い合わせ」からご連絡くださいw
これだけ準備をしていっても、試験直後の感覚としては「5分5分かなあ」といったところでしょうか。
無事に一発合格!
約1週間後、HPで発表があり、無事に合格!!
15名中8名が合格したようです。厳しい年もあったらしく、合格率が2・3割の時もあったんだそうな…。
無事合格したものの、「北海道アウトドアガイド」として実際に認定されるためには、指定ランク以上の「救命救急資格」が必要になり、手続きをしなければなりません。
実はこの記事を書いている、12月の頭に野外救急の国際資格である「WAFAハイブリットコース」というものを受講してきました。
まだ手続きはしていませんが、ようやく「北海道アウトドアガイド」として認定を受けることができそうです!
まとめ
受けることを決めてから、約1年半。
狩猟免許の試験と並行しながらだったので、なかなかバタバタしましたが、ようやく認定までこぎつけることができました。
筆記試験はテキストを読み込むことしかできませんが、実技試験は対策が可能です。
虎の巻が欲しい方はご連絡くださいねw
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